この場を借りて、開発の経緯などをご紹介させていただきます。
MarkdownでPDF形式のプレゼンテーションファイルを作成できるフリーソフト。
Visual Studio Code上で、Markdownから、こんな感じのデッキを生成できるようにします。
サンプルプロジェクト・デザインのテンプレ配布も行い、git cloneするだけで作り始めることもできます。
Marp(Marpit)を使って、Markdownからスライドを作成します。
今回のメジャーアップデートは、コアライブラリやCLIツールがv3からv4へ更新されたことに追従するものだ。
Marp Core v4 has been changed the display style of slide containers from Flexbox into the block element (#533). justify-content is only for Flexbox so that is no longer working. Insted, please use align-content property. section { align-content: start; }
sectionタグに、以下のスタイルを書けば、本文を上詰めに変更できます。 section { justify-content: start; }
justify-content: コンテンツを配置する基準位置を設定する項目。何も設定しないとデフォルトの center になってしまうので start がよい。
Marpの作者様から、単一画像のパーセンテージ指定はスライドサイズによって表示同一性が確保できないため、現状あえて対応していないとのことでした。
一手間は、画像の URL の末尾に #center を付加することです。
タイトルスライド、と言っていますが、表紙のスライドのことです。こんなスライドを用意します。
次の部分では、スライドの表紙となるタイトルページの設定をしています。
A CLI interface, for Marp (using @marp-team/marp-core) and any slide deck converter based on Marpit framework.
Marp CLIは、npmでインストール出来ますが、公式リポジトリではnpxでの利用もおすすめされています。
mdの良さはもちろんシンプルさにあるのだが、装飾が何もないと、ダサい感じになってしまうので、今回ひと手間実施した。
Ctrl + ,で設定を開き、Markdown: Stylesに作成したCSSファイルのパスを記載します。
marp-cli が内部的に利用している LibreOffice がインストールされていなくてエラーが発生した。 ちょっとしたコツとしては、利用するフォントを明示的に指定していることです。
今までは、Markdown から PowerPoint のファイルへの変換を行った場合、変換後のファイルのスライド内にあるオブジェクトは編集不可でしたが、今回の機能を使うことでオブジェクトが編集可能になります。