TLS 1.2では暗号文の第3の形式として、AEAD(AuthenticatedEncryption with Associated Data)が定められました。 AEADとは、暗号化と認証を同時に実行する方式です。現在では、ストリーム暗号とCBCモードのブロック暗号ではなく、AEADを 利用することが推奨されています。AEADで利用できる共通鍵暗号のモードは、次のとおりです。 - AESのGCM(Galois/Counter Model)モード - AESのCCM(Counter with CBC-MAC)モード TLS 1.3では、ストリーム暗号やCBCモードのブロック暗号の書式は削られ、AEADのみが定義されています。