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GAIA-Xは、第4次産業革命の一環として、2016年頃からドイツやEUで、ドルトムント工科大学のボリス・オットー教授を中心に、検討・実装されてきた「自律分散型の企業間データ連携の仕組み」である。
典型的なケースで言うと、(欧州連合=EU=域内のデータ規制の流通基盤である)「ガイアエックス」の仕組みで動いている、欧州エアバスを中心とした、就航中の航空機に関する大量のデータを航空会社と共有するシステム「スカイワイズ」なんかがそうだ。今の製造技術はそういう運用状況までを含めた情報のフィードバックをもらいながら設計まで生かす、という潮流のど真ん中にある。これを自動車業界で進めているのが(ドイツの自動車や部品企業、IT=情報技術=企業が築いたデータ流通プラットフォームの)「カテナエックス」。こうした動きが同時並行であらゆる産業で始まっている。
ドイツ産業界、とくに自動車OEMやサプライヤーが中心となって、業界サプライチェーンの全体最適を目指すコンソーシアムです。