経営分析 の履歴(No.35)

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  • 1 (2021-02-06 (土) 12:11:23)
  • 2 (2021-02-06 (土) 14:07:42)
  • 3 (2021-02-06 (土) 20:47:51)
  • 4 (2021-02-07 (日) 17:50:00)
  • 5 (2021-02-08 (月) 21:51:55)
  • 6 (2021-02-09 (火) 06:17:23)
  • 7 (2021-02-09 (火) 21:22:18)
  • 8 (2021-02-10 (水) 07:37:05)
  • 9 (2021-02-12 (金) 09:34:41)
  • 10 (2021-02-15 (月) 20:40:24)
  • 11 (2021-02-16 (火) 18:25:57)
  • 12 (2021-02-16 (火) 21:30:24)
  • 13 (2021-02-20 (土) 19:43:45)
  • 14 (2021-03-08 (月) 06:50:15)
  • 15 (2021-05-29 (土) 21:27:16)
  • 16 (2021-05-30 (日) 11:29:34)
  • 17 (2021-06-01 (火) 10:28:11)
  • 18 (2021-06-01 (火) 20:51:38)
  • 19 (2021-06-02 (水) 20:22:15)
  • 20 (2021-06-03 (木) 11:05:55)
  • 21 (2021-06-03 (木) 15:24:09)
  • 22 (2021-06-04 (金) 12:35:52)
  • 23 (2021-06-06 (日) 15:16:31)
  • 24 (2021-06-21 (月) 11:35:50)
  • 25 (2021-07-22 (木) 09:28:15)
  • 26 (2021-07-23 (金) 19:55:55)
  • 27 (2021-07-27 (火) 20:31:17)
  • 28 (2021-08-01 (日) 17:41:54)
  • 29 (2021-08-02 (月) 09:08:41)
  • 30 (2021-08-10 (火) 14:34:42)
  • 31 (2021-08-17 (火) 21:18:23)
  • 32 (2021-08-18 (水) 20:49:34)
  • 33 (2021-08-19 (木) 10:06:30)
  • 34 (2021-08-23 (月) 06:56:21)
  • 35 (2021-08-23 (月) 16:35:15)
  • 36 (2023-01-25 (水) 21:16:20)
  • 37 (2023-10-22 (日) 16:09:37)
  • 38 (2024-01-16 (火) 21:01:13)
  • 39 (2024-01-23 (火) 21:41:02)
  • 40 (2024-04-01 (月) 21:07:24)
  • 41 (2024-04-16 (火) 21:30:06)
  • 42 (2024-04-19 (金) 08:15:46)
  • 43 (2024-05-25 (土) 08:45:53)
  • 44 (2024-05-30 (木) 20:49:46)
  • 45 (2024-09-28 (土) 20:13:42)
  • 46 (2024-10-12 (土) 13:17:22)
  • 47 (2025-02-15 (土) 12:49:23)

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Tag: 経営分析 財務・会計

• B 財務・会計

情報†

種類†

1. 収益性分析
2. 安全性分析
3. 生産性分析
4. 成長性分析

収益性分析†

資本利益率†

1. 総資本経常利益率
   • = 経常利益 / 総資本
2. 総資本事業利益率 (ROA)
   • = 事業利益 / 総資本
3. 経営資本営業利益率
   • = 営業利益 / 経営資本
4. 自己資本利益率 (ROE)
   • = 当期純利益 / 自己資本
   • コメント：何の「利益率」かと思ってしまうが、結局最終的な「当期純利益」が問われていると見なす。
   • 注：ROxの名前に騙されがちだが、ROAの計算式とは分子も分母も異なる
   • 参考：ROEとROAの関係式 - 一生旅行生活してえ

     なぜこの公式となるのかを順を追って導出する。

   • 関連：現代のファイナンス

売上高利益率†

1. 売上高総利益率（粗利益率）
   • = 売上総利益 / 売上高
2. 売上高営業利益率
   • = 営業利益 / 売上高
3. 売上高経常利益率
   • = 経常利益 / 売上高
4. 売上高当期純利益率
   • = 売上総純利益 / 売上高

費用分析†

1. 売上高売上原価率
   • = 売上原価 / 売上高
2. 売上高販管費比率
   • = 販売費及び一般管理費 / 売上高
3. 売上高人件費比率
   • = 人件費 / 売上高

資本回転率†

1. 総資本回転率
   • = 売上高 / 総資本
2. 経営資本回転率
   • = 売上高 / 経営資本
3. 売上債権回転率
   • = 売上高 / 売上債権
4. 棚卸資産回転率
   • = 売上高 / 棚卸資産
5. 固定資産回転率
   • = 売上高 / 固定資産
6. 有形固定資産回転率
   • = 売上高 / 有形固定資産
7. 買入債務回転率
   • = 売上高 / 買入債務
8. 回転期間
   • = 365日 / 資本回転率

安全性分析†

1. 短期安全性
   1. 流動比率
      • = 流動資産 / 流動負債
      • 短期の支払い能力、100%以上が望ましい（大きいほど良い）
   2. 当座比率
      • = 当座資産 / 流動負債
      • 短期の支払い能力、100%以上が望ましい（大きいほど良い）
2. 長期安全性
   1. 固定比率
      • = 固定資産 / 自己資本
      • 返済義務のない自己資本で賄う方が安全な為、100%以下が望ましい（小さいほど良い）
   2. 固定長期適合率
      • = 固定資産 / （自己資本 + 固定負債）
      • 100%以下が望ましい（小さいほど良い）
      • 定義より「流動比率」と同じ傾向を示す。（「流動比率」が悪化すると「固定長期適合率」も悪化）
3. 資本構成
   1. 自己資本比率
      • = 自己資本 / 総資本
      • 総資本 = 自己資本 + 他人資本
   2. 負債比率
      • = 負債 / 自己資本
      • 貸借対照表の「負債の部」にて計算する
      • 注：負債比率と自己資本比率では分母が異なる。

生産性分析†

1. 付加価値
   • = 売上 - 外部購入費用
   • = 経常利益 ＋ 人件費 ＋ 賃借料 + 純金利費用 ＋ 減価償却費 ＋ 租税公課
2. 付加価値率（売上高付加価値率）
   • = 付加価値 / 売上高
3. 労働生産性（付加価値労働生産性）
   • = 付加価値 / 従業員数
   • = 付加価値 / 売上高 x 売上高 / 従業員数 = 付加価値率 x 従業員一人辺りの売上高
   • = 付加価値 / 有形固定資産 x 有形固定資産 / 従業員数 = 設備生産性（資本生産性） x 労働装備率（資本装備率）
   • = 人件費 / 従業員数 x 付加価値 / 人件費 = 従業員一人辺りの人件費 / 労働分配率
   • コメント：式変形により「付加価値」を直接使わずに「労働生産性」を求められる。
4. 労働分配率
   • = 人件費 / 付加価値
   • 意味：付加価値に占める人件費の割合を示し、人件費の負担状況を判断する指標
5. 設備生産性（資本生産性）
   • = 付加価値 / 有形固定資産
   • コメント：単なる「固定資産」ではなく「有形固定資産」を使うこと。
6. 労働装備率（資本装備率）
   • = 有形固定資産 / 従業員数
   • 意味：従業員一人あたりの設備投資金額を示し、設備投資の合理性を分析するための指標

損益分岐点分析†

1. 費用分解
   1. 勘定科目法
      • 経理上の勘定科目別に固定費と変動費を分類する手法
      • デメリット：固定費と変動費の両方の性質を持つ費用もある
   2. 高低点法
      • 実績データから、最も高い売上と最も低い売上のデータを取得し、その2つの間の費用の変化から変動費と固定費を算出する手法
   3. 最小自乗法
      • 実績データから、数学的な方法で固定費と変動費率を求める手法
2. 損益分析点図表
   1. 売上高線
   2. 固定費線
   3. 変動費線
3. 損益分岐点売上高
   • = 固定費 / （ 1 - 変動費率）
   • 固定費を限界利益によって全て回収できる売上高
   • 算出方法：
     • 利益 = 売上 - 変動費 - 固定費
     • = 売上 - （売上 x 変動費率） - 固定費
     • = 売上（1 - 変動費率） - 固定費
     • 売上 = （固定費 + 利益） /（1 - 変動費率）
     • 利益ゼロの場合：売上 = 固定費 /（1 - 変動費率）
4. 変動費率
   • = 変動費 / 売上高
5. 限界利益率
   • = 1 - 変動費率
6. 損益分岐点比率
   • = 損益分岐点売上高 / 実際売上高
   • 意味：損益分岐点比率が小さい → 売上が低下した時に赤字になる可能性が小さい
7. 安全余裕率
   • = （実際売上高 － 損益分岐点売上高） / 実際売上高
   • = 1 - 損益分岐点比率
8. 限界費用
   • 一単位当たりの生産にかかる費用
9. 操業停止点
   • 参考：経営分析の要！損益分岐点比率の目安と計算方法 | 経理プラス

     それを考えるのが操業停止点です。先ほど、損益分岐点を計算するときには「売上高と変動費」は正比例の関係にある、と仮定して計算をしました。しかし、実際にはこの2つは複雑な関係性にあります。

成長性分析†

1. 売上高成長率
   • = 売上高増加額 / 基準時点の売上高
2. 経常利益成長率
   • = 経常利益増加額 / 基準時点の経常利益
3. 総資産成長率
   • = 総資産増加額 / 基準時点の総資産

セグメント別損益分析†

1. 貢献利益
   • = 限界利益 - 個別固定費
   • = （売上 - 変動費） - 個別固定費
   • = 売上 - （変動費 + 個別固定費）
   • 貢献利益 - 共通固定費
   • = （売上 - （変動費 + 個別固定費）） - 共通固定費
   • = 売上 - （変動費 + 個別固定費 + 共通固定費）
   • = 売上 - （変動費 + 固定費）
   • = 営業利益
2. 貢献利益率
   • = 貢献利益 / 売上高
   • 意味：貢献利益率が高いほど、収益性が高い商品や事業ということ
3. 限界利益
   • = 売上 - 変動費
   • = 売上 - （変動売上原価 + 変動販売費）
   • = 変動製造マージン - 変動販売費
4. 個別固定費
   • セグメント固有の固定費（事業部に関する人件費等）
5. 共通固定費
   • セグメントに共通に発生する固定費（本社スタッフ部門の人件費等）

その他†

1. インタレスト・カバレッジ・レシオ
   • = 事業利益 / 支払利息
   • 定義：企業の借入金等の利息の支払能力を測るための指標（経営分析）
   • 意味：事業利益（営業利益 + 受取利息・配当金）が、金融費用（支払利息・割引料）の何倍であるかを示す（単位は「倍」）
2. CVP分析（損益分岐点分析）とは｜概要や計算方法を解説｜経営・戦略｜経営ハッカー

   Cost-Volume-Profit Analysis
   日本語では「損益分岐点分析」と表現され、管理会計上の分析手法の一つとして使用されています。

目次†

• B 財務・会計
• B-1 財務諸表
• B-2 簿記の基礎知識
• B-3 税務・結合会計
• B-4 キャッシュフロー計算書
• B-5 原価計算
• B-6 経営分析
• B-7 投資評価
• B-8 資本市場と資本コスト
• B-9 現代のファイナンス

関連†

• インタレスト・カバレッジ・レシオ
• キャッシュフロー計算書
• 中小企業白書
• 事業利益
• 原価計算
• 当座資産
• 投資評価
• 有形固定資産
• 流動資産
• 現代のファイナンス
• 用語集
• 税務・結合会計
• 簿記の基礎知識
• 経営資本
• 経営革新と創業支援
• 財務・会計
• 財務諸表
• 資本市場と資本コスト

用語集†

• 事業利益
• 経営資本
• 運転資本
• インタレスト・カバレッジ・レシオ
• 経営分析