CSRFとは,たとえば掲示板の書き込みや設定情報の変更などの機能に対して,攻撃者のサイト上に設置された フォームなどから強制的にリクエストを発行することで,ユーザーの意図していない操作と同様の結果をもたらす 攻撃手法です。 対策としては,攻撃者が知りえない値をリクエスト内に埋め込む,すなわち - フォーム内にhiddenを用いてトークンを埋め込む - サーバ側でリクエストを受け取ったときに,そのトークンを確認する という方法がもっとも広く使われています。
「ログインしていることが前提となっている攻撃方法のため、ユーザの権限でできる範囲の操作が攻撃者に実行させられてしまいます。」
この際,クライアントにひも付けたランダムな値を,クッキーで管理してはいけない。クッキーはブラウザによって 自動的に送信されるから,この対策は意味を持たない。