ECEの下部組織である「自動車基準調和世界フォーラム(WP29)」が採択し、世界の自動車生産の約3分の1を占める54の国・地域で適用される見通しだ。
同年6月24日にWeb会議形式で開かれたWP29の会合で審議され、国際基準としてUN規則になることが決まった。
本連載では、2019年9月の改訂案をベースにOEMに課されるWP.29 CS Regulationsのポイントを解説
WP29とは、欧州経済委員会(UN/ECE)の下に存在するWorking Partyの1つで、安全で環境性能の高い自動車を普及させると いう観点から、自動車の安全・環境基準の調和、ならびに自動車の型式認証の国際的な相互認証の推進を目的としている