Tag: 組織構造 企業経営理論

組織構造

  1. カンパニー制
    • 事業部の発展形。事業部にあたる組織をさらに分権化するために、カンパニーという独立した企業に近い組織として社内分社化する。
    • カンパニーという名称が紛らわしいが、別法人ではない。
  2. 権限・責任一致の原則
    • 変化の激しい環境では、組織も柔軟に変化に対応する必要があり、必ずしも公式に権限・責任が一致している必要は無い。
  3. 職務の公式化
    • 業務を標準化・定型化すること
  4. 取引コスト
    • ある取引を行うためのコストのこと。取引相手を探すためにかかる「探索コスト」、条件を交渉し契約するのにかかる「交渉コスト」、契約が正しく実行されるかを監視するため「監督と強制のコスト」が含まれる。
  5. 中間組織化
    • 活動を内部化した場合に、市場原理による最適化が働きにくいという問題点を回避するためには、完全に内部化するのではなく、関連会社や系列会社など中間的な組織にする
  6. 組織のコンティンジェンシー理論
    • 外部環境により最適な組織構造は異なるという理論のこと
  7. マトリクス組織
    • 機能別組織と事業部制などの二元的な部門化基準により編成される横断的組織のこと。二つの命令系統を持つので、ワンマンツーボスシステムとも呼ばれる。
    • 2つの命令系統が存在するため命令系統が不明確になり、コンフリクトが発生しやすいというデメリットあり。
  8. 機能別組織
    • 組織区分に購買、製造、販売などの企業の機能(職能)を基準にして水平的に部門化した組織形態のこと。
    • 専門性が確保されるというメリットはあるが、会社全体を管理できる次世代のトップマネジメントを養成するのは難しい。
    • 機能間の連携や情報共有が停滞し、組織が硬直化しやすいというデメリットがある。(官僚制の逆機能
    • 規模の経済性経験曲線効果を発揮して業務効率を高めることが可能。
  9. 機能式組織(ファンクショナル組織)
    • 専門的知識・技能を要求する機能を担当する複数の上司から,それぞれの機能に関して指揮・命令を受ける組織形態
  10. インベストメント・センターとは・意味|創造と変革のMBA グロービス経営大学院
    収益と費用(コスト)に加えて、資産や負債、資本などの項目についても集計される部門。
    • カンパニーレベル
  11. プロフィット・センターとは・意味|創造と変革のMBA グロービス経営大学院
    収益と費用(コスト)が集計される部門。
    収入はできるだけ多く費用はできるだけ少なくすることが目標となる。
    • 事業部レベル
  12. ライン・アンド・スタッフ組織
    • ラインの命令系統とスタッフの助言機能を持つ組織のこと
    • メリット:命令の一元性を図りつつ、専門性を確保することができる
    • デメリット:ラインとスタッフの対立が起こる
  13. ライン組織
    • 一人の上司からのみに命令を受けるため、命令の一元化を図ることができる
  14. システム・アプローチ
    • バーナードは個人の協働システムとして組織を認識し、組織を個人間の相互作用が共通の目的に対して継続的になされるシステムとして捉えた
  15. スパン・オブ・コントロールとは・意味|創造と変革のMBA グロービス経営大学院
    Span of Controlとは、マネジャー1人が直接管理している部下の人数や、業務の領域
  16. 組織スラック
  17. なぜ大切なことほど片付かない 仕事の優先順の勘違い|日経BizGate(計画のグレシャムの法則)
    組織の意思決定においても、ルーチンワークを悪貨に、戦略的な意思決定を良貨に見立てると、似たような現象が見られます。これが「計画のグレシャムの法則」です。
    長期的、創造的、本質的なことを考えるよりも、短期的、定型的、具体的なことを考えるほうが楽なのです。手間のかかることを敬遠したくなるのは、みんな同じです
  18. バーナードによる組織の成立要素
    1. 共通目的
    2. 貢献意欲
    3. コミュニケーション
  19. バーナードによる組織の存在要素
    1. 有効性
    2. 能率

目次

関連

用語集


トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS