Tag: 生産管理と生産方式 企業経営理論

情報

概要

  1. QCD
    • 財・サービスの生産に関する管理活動(JISの定義)

生産管理

  1. PDSサイクル
  2. PQCDSME
    • P:生産性
    • S:安全性
    • M:意欲
    • E:環境
  3. 生産の4M

生産の効率生

  1. 生産性
    • 生産の効率化の尺度を表す
    • = 産出量 / 投入量
    • 労働生産性
  2. 3S原則
    1. 単純化
    2. 標準化
    3. 専門化
  3. 5S
    1. 整理:必要無いものを捨てる
    2. 整頓:必要なものを準備する
    3. 清掃:汚れを取り除く
    4. 清潔:汚れの無い状態を維持する
    5. 躾:ルールを守る
  4. ECRS
    1. Eliminate:止める、捨てる
    2. Combine:一緒にする
    3. Replace/Rearrange:置き換える
    4. Simplify:単純化する
  5. 自主管理活動
    1. 小集団活動
    2. QCサークル
    3. ZD運動:無欠陥運動

生産形態

  1. 受注生産
    1. 重文を受けてから生産、個別受注生産(その都度設計する)
      • 例:注文住宅
    2. 繰返し受注生産(設計は事前に行っておく)
      • 例:産業用ロボット、レストランの料理
    3. 課題
      1. リードタイムの短縮化
      2. 受注の平準化(工場の稼働率を上げる為)
  2. 見込生産
    1. 注文を受ける前に生産
      • 例:家電製品、コンビニ弁当
    2. 課題
      1. 需要予測の精度向上
      2. 需要の変動へ柔軟に対応できる生産体制
    3. 受注生産化
      • 見込生産に、受注生産の特徴を取り入れること
      • 在庫の売れ残りリスクを低減

分類

  1. 小種大量生産
    • ライン生産
  2. 多種少量生産
    • 需要多様化、市場変化に対応

仕事の流し方

  1. 個別生産
    • 例:注文住宅
  2. ロット生産
    • 一定の生産量でまとめて生産
  3. 連続生産
    • 大量生産
  4. 段取り替え
    • 生産する品種を切り替える時の準備作業

段取り

  1. 段取り
    • 生産する品種を切り替える際の準備作業のこと
  2. 外段取り
    • 生産ラインは停止しない(理想)
  3. 内段取り
    • 生産ラインは停止する(稼働率は低下)
  4. 外段取り化
    • 内段取りを外段取りに変更する
  5. ゼロ段取り
    • 3分以内で限りなくゼロを目指す段取り作業
  6. シングル段取り
    • 10分未満で行う段取り作業

ライン生産

  1. メリット:高い生産性
  2. デメリット:製品や生産量の変化に対応しにくい
  3. 単一品種
  4. 多品種
    1. ライン切り替え方式
      • 段取り替えが発生
    2. 混合ライン方式
      • 加工の種類が似ていることが必要
  5. ラインバランシング
    • ライン上の各工程の作業時間を均一にすること (単一品種多量生産向き)
  6. 作業ステーション
    • ライン上の各工程のこと
  7. 山崩し
    • 作業時間の長い作業からの移行
  8. ピッチダイアグラム
    • 横軸:作業ステーション
    • 縦軸:作業時間
  9. サイクルタイム(ピッチタイム)
    • ライン全体の生産速度(最も長い作業ステーションの作業時間)
  10. ライン編成効率(ラインバランス効率)
    • = 1個当たりの作業時間 / (サイクルタイム x 工程数)
    • 最も効率的な時は100%
  11. バランスロス率
    • = 100% - ライン編成効率
    • 最も効率的な時は0%
  12. 山崩し
    • 作業時間の均一を図る
  13. サイクリックスケジューリング
    • 一定の周期で繰り返し生産を行うスケジューリング手法(多品種の混合組立ライン向き)
  14. フローショップスケジューリング
    • 単一品種多量生産向き
  15. ジョブショップスケジューリング
    • 機能別レイアウトの場合に多く用いられる(多種少量生産形態向き)
    • 製品ごとに工程が異なるため、加工経路が複雑になりスケジューリングも難しい

セル生産

  1. セル
    • 加工機械のグループ単位で工程を編成する
  2. グループテクノロジー
    • 多種類の部品を類似性に基づいて分類する
    • 多種少量生産に大量生産効果をもたらす
      • グループ単位での作業により多品種の生産でもロットサイズを大きくする
  3. U字ライン
    • 1人で複数工程を担当する
    • メリット:待ち時間なし、生産計画の変更に柔軟に対応
    • デメリット:多能工が前提の為、作業の習熟に時間がかかる
  4. 1人生産
    • 1人で全ての工程を担当する
    • メリット:仕掛品の発生なし、作業者のモチベーションアップ
    • デメリット:作業者の能力に依存、習熟に時間がかかる

モジュール生産方式

  1. 一定の単位の部品やユニットの組み合わせによって、多様な注文に対応する生産方式
    • 例:自動車
  2. メリット
    • 組み立てが容易
    • 効率的に様々な品種に対応可能
    • 部品管理の負荷軽減、コスト削減
    • 最終組立時の部品点数を削減できる為、納期(リードタイム)を短縮化
  3. デメリット
    • 部品の技術がブラックボックス化する

その他

  1. トランスファーマシンとは|NC専用機・FTL/FMSと「トランスファーマシン」を解説【はじめの工作機械】
    トランスファーマシンは、さまざまな「NC専用機」を工程順にならべた大規模な加工システムです。それぞれのNC専用機は、トランスファー装置(ワーク自動送り装置)によって、連結されています。
  2. 1人生産方式
    • 1人で全工程を受持ち、最初から最後までの作業を行う方式
    • 全工程を1人で担当するため、仕掛品が発生しない
  3. U字生産方式
    • 一人の作業者が担当する工程数を増やす(仕掛品や手待ちのムダを減らして生産の効率化が図れる)
    • 複数人で作業を分担するため仕掛品が発生する
  4. 製品工程分析
    • 製品を生産する工程を分析する手法
  5. 流動数分析
    • 流動数曲線を用いて、数量の時間的変化を分析する手法(関連:IE
  6. 流動数曲線
    • インプットの累計数とアウトプットの累計数の時間的変化を表したグラフ
    • 滞留在庫の分析や、工程の仕掛り量のチェックに使われる
  7. 両手動作分析
    • 作業者の両手の動作を分析する手法
  8. 連続稼働分析
    • 観測対象に継続的に観測する手法
  9. タクト生産方式
    • ラインに投入されたすべての品物の移動と加工が同期して繰り返されるライン生産方式のこと
    • 全ラインが完全に同期化して作業と運搬が交互に行われる
  10. 機能別レイアウト
    • 製品や生産計画の変更に柔軟に対応しやすい

目次

関連

用語集


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