#author("2021-06-18T12:20:25+00:00","default:hotate","hotate") #author("2021-07-23T02:13:22+00:00","default:hotate","hotate") #contents &tag(用語,セキュリティ,暗号); &tag(セキュリティ,暗号); * 情報 [#g0df0075] - [[【暗号化】ブロック暗号のモードまとめ (比較表付き)>https://qiita.com/shoichi0599/items/6082b765c1257b71985b]] ECBモード:Electronic CodeBook mode (電子符号表モード) CBCモード:Cipher Block Chaining mode (暗号ブロック連鎖モード) CFBモード:Cipher-FeedBack mode (暗号フィードバックモード) OFBモード:Output-FeedBack mode (出力フィードバックモード) CTRモード:CounTeR mode (カウンタモード) - [[プログラマの暗号化入門>https://qiita.com/asksaito/items/1793b8d8b3069b0b8d68]] 初期ベクトル 同じ平文が同じ暗号文にならないようにするために使用するデータのこと。 ** ECBモード [#q86a23d6] - 各ブロックが独立しているため並列処理が可能で高速だが,平文が同じブロックは同じ暗号文になり,暗号文から平文を推測されやすい ** CBCモード [#w45a82bc] - あるブロックの暗号化処理結果が次のブロックの入力値となるため,暗号化時に複数ブロックを並列処理することはできない。 - 復号時には一つ前の暗号ブロックを入力値として XOR 演算をすればよいため, 並列処理が可能である。 ** OFBモード [#fe49349c] - 最初にIVと鍵を用いて暗号化処理を行い,鍵ストリームを生成する。 - 次のブロックでは,その鍵ストリームを入力値として,前回と同じ鍵を用いて暗号化処理を行い,当該ブロックで使用する鍵ストリームを生成する。 - 以降も各ブロックでこれを繰り返す。そのため,IVと鍵を用いれば,各ブロックで使用する鍵ストリームを事前に計算することが可能である。 ** GCMモード [#n9425b8b] - [[Go言語と暗号技術(AESからTLS) | SOTA>https://deeeet.com/writing/2015/11/10/go-crypto/]] CTRが暗号文を作り出すと同時に「この暗号文は正しい暗号化によって作られたものである」とう認証子を作り出す.暗号文の偽装を見抜くことができるAEAD(Authenticated Encryption with Associated Data)の一種である ** XTS [#v8b53b68] - [[Kingston で最高性能の USB フラッシュ ドライブに AES-XTS ブロック暗号モードを使用>https://www.kingston.com/jp/solutions/data-security/xts-encryption]] XTS は、CBC や ECB など、他のブロックサイファーモードよりもデータ保護機能に優れています。 * 関連 [#p4532c78] #related